韓国で就職、子育て、旅育からの、親子留学?

新卒でソウルで就職、一人旅後、中国で就職、現在またソウルで働きながら子育て中のアラフォー:ソウル在住日本人

翻訳者がアナログすぎるのでどうにかしたい

翻訳者って色んなツールを使いながら翻訳するんですが、職場の翻訳チームに未だにベタ打ちで翻訳している人がいるのに驚愕した一日

 

翻訳機で的確に翻訳できる分野と、そうでない分野というのがありますが、私の特許法律事務所の業務の場合、確実に翻訳機使ったほうがどう考えても効率がいいし、そうするのが当然みたいな分野なんです。

 

特に、技術的な文書というのは一見辞書にもないような専門用語が並びますが、同じ言葉の繰り返しがでてくるので、データにいれておくと何度も確認しなくてもいいのです。

が、量的に大量なので、自分の脳内や自分の辞書にいれておくよりも、翻訳ツールのメモリに保存しておいて、自動翻訳をかけると一気にその単語も反映してくるほうが断然早いのです。

 

そんな業界で

有料翻訳機どころか、無料のググル翻訳機すら使わず、ベタ打ちでやってるっていう人がいたので

 

生産性・・・考えようよっておもったww

期限や量があるのに、確実に時間のロスでしょうよ。

それでなくても、案外ワードとかエクセルとか使いこなせていないアナログな人が多いことにも何度も驚愕。

 

確かに、ほとんど文字だけをひたすら翻訳するだけなので、大したスキルはいらないんでしょうけど、未だに請求書を計算機で叩いてる姿を見ると、

生産性!ってつっこんでしまいたくなります。

 

たまにワードに色々書式設定をしまくる上司の翻訳をやるときありますが

皆さんブーブーいってるのをお見受けし

「そんなに難しい書式設定してないけどなあ」「というか書式維持する翻訳機つかったらいいんじゃあ」って思うことが多々。

 

そんなアナログすぎて、驚愕してたところに、さらに

ベタ打ち翻訳者が現れて

そりゃ、効率あがらんわ、と思いましたよ

 

仕方がないので無料ツールだけど、書式も維持されて、自分の翻訳がメモリされる方法を教えようかと思ったけど

 

なんせ、みんなプライド高いんですよね。

そのプライドが生産性の向上に邪魔ですやん← 

書式維持できる翻訳機

書式とは:表や太字、下線などを翻訳機にかけてもそのまま表示される

ググル翻訳などは太字などがなくなってしまうので、再度自分で太字にしないといけない不都合がある

 

職場にある有料の自動翻訳機も書式は維持できないので、一応薦めてみた無料ツール

グーグル・ドキュメント

support.google.com

 結構ググル翻訳を使っていた人がいたので、ググル自動翻訳をベースに書式維持できるツールです。

ドキュメントに自動翻訳がついているので、一気に自動翻訳をしてダウンロードしてしまえばいいもの。

 

Google Translator Toolkit

support.google.com

 

 翻訳支援ツールといわれるもので、有名なものにトラドスやOMEGA-Tなどがあります。

トラドスは高価すぎて、omegaは無料ですが、上下に原文と訳文が並ぶのが見にくいので、こちらを推薦

 

自動翻訳された後に、タグごとに自分で翻訳を進めていき、自分の翻訳をメモリに保存して、次回の翻訳で同じ単語(100%一致)がでてきたら、自分が翻訳したものをベースに自動翻訳してくれる

 

と、すごい代物なんですが、やはり無料は無料。色々と弱点はあります。

まず、タグ分けがおかしいので、100%一致していないと登録された対訳に反応してくれない。

あいまい翻訳は、数字を変えてしまうので面倒

例:2019年122日を訳したいのに、以前2019年2月21日を訳したことを覚えていて、あいまい翻訳で2019年221日に訳されている。これをまた1月22日に直さないといけない

(自動翻訳だと数字はそのままきちんと残されるんですがね)

こういう細かい部分になれると、案外使える代物なんですが・・・ 

翻訳者の反応

なんせアナログですから(苦笑)

 

ググルにログインして、この使い方を覚えようという気がさらさらない(苦笑)

さらには、ツールがよすぎて翻訳が早く終わるようになると困るという思考

Σ( ̄□ ̄;)

 

聞いてたら

もう概念が違う、思考回路が世界線を越えている

 

私は翻訳機なんて、ドンドン進歩して、翻訳家なんて要らなくなるくらいのレベルまで開発していきたいくらいなんだけど

(もはや、自分がプログラム開発したいくらいの勢いw)

 

皆は、それすると、自分の仕事がなくなる、という考え方らしい

Σ( ̄□ ̄;)

 

私、そんなこと思ったことないわ・・・ってか

そういう考え方だと翻訳機に先越される

翻訳だけで生きていこうなんて、時代遅れも甚だしいw

 

でも、翻訳以外の業務に関してもちょくちょく感じるんですが、色んな業務を電子化、システム化しようとしたら反応鈍いんですよね。

ぶっちゃけ、今まで前述してきたことを、大掛かりにやると、翻訳者が数人不要になりますから(苦笑)

 

自分がやってきたとおりにやるほうが、新しいシステムに慣れるより明らかに早くて正確にできるのかもしれないけど

君が休んだり辞めたりしたらどうなるの?

上層部はさらに、うちの翻訳の実績は「人の技術(ヒトの脳)の積み重ね」みたいな言い草だったから、2度驚愕でした。

 

だから毎回毎回人がかわるたびに、同じ誤訳を指摘することになるんじゃないの?

ヒトの脳じゃなくてデータに残してほしい

 

生・産・性

 

うちの分野の翻訳実績なんて

データの蓄積なの!技術じゃないよ

ビッグデータよ!

それを分析して分野別に的確な翻訳を翻訳機にさせて、発展させていくためにも

データが必要なんでしょうが

 

ニュースや小説はまだまだAIが追いつかないけど

(でもAIが小説書いてる時代・・・)

 

うちの業種は、一番AIに喰われやすいんだから、ヒトの脳でAIと戦おうなんて

ちゃんちゃらおかしいわあああああああ