韓国で就職、子育て、旅育からの、親子留学?

新卒でソウルで就職、一人旅後、中国で就職、現在またソウルで働きながら子育て中のアラフォー:ソウル在住日本人

韓国人と働くなら覚えておく5か条~3.4.5条

今回は3条から5条まで、またまた愚痴パレードになってる予感ですw

 

第3条 見切り発車

石橋を叩いて渡るという言葉がありますが、中国は木で作ってさっさと渡ってしまい、韓国は石をただかけ渡すだけで確認もせず渡り、日本は石でつくって確認してもまだまだ渡らないと、勝手に思っています。

 

 

業務についてもいえることなんですが、とりあえずやってみよう。駄目ならそのとき考えようという考え方が充満しています。臨機応変に対応できるのは柔軟性があっていいかもしれませんが、それに振り回される立場の人も当然出てくるわけなんですね。私のポジションとか特に(苦笑)

顧客からこのクラウドでの連絡方法はアクセスできているか確認してといわれたことに対して、できましたと確認の返信をしているにも関わらず、数ヵ月後にいざ使おうとして、アクセスできていなかったとき、なぜか関係のない私が引っ張り出されて「確認してなかったのに確認できたと言ってしまった」ことに対してメールで顧客に謝罪しながら対応したこともありました。

当事者たちは知らんぷりですからね(苦笑)見切り発車しておきながら、後始末もしない太刀の悪い慣習です。 

 また、翻訳を依頼してくる際、韓国語のドラフトがこの対応であっているかなど内容をきちんと確認してから、翻訳を依頼してくればいいものの、とりあえず書いてみて、翻訳回して、翻訳できてから、内容の正誤を他の人たちに確認する「日本語わからない韓国人」がいます。

で、何ども修正修正を繰り返す、見切り発車どころか、単に仕事の効率が悪い人

まずは、ドラフトをきちんと書いて、最終的に翻訳まわしてくれば効率いいのになあと思うことがしばしば。

何せ、非効率なんですよね。

第4条 引継ぎはしない

まず、マニュアルというものが存在しないので、引継ぎをしようにもそれに沿った引継ぎができないというのもあります。

そもそも韓国人は 自分の経験やスペックは自分だけのものという考え方があり、仕事や業務で身につけたスキルを誰かに教えようという気はさらさらありません。当然、自分が辞める会社で引継ぐ人に対して自分のスキルなど教える意味もないし、そんな時間ももったいないと思っているのでしょう。

ポジティブに考えれば、引継ぎがない分、自分のやりたいように仕事ができ、新たな考え方がはいってくることで、無駄な方法を省いて業務の効率化がはかれると考えるかもしれません。

ただ、ルーティンで決まった仕事、他も同じような仕事をしていて協調性が問われるポジションではなかなか難しいですよね。しかもそいう業務は別にスキルでもスペックでもなんでもないんだから・・・特にクライアントが決まっていて、やり方も決まっている場合は、きちんと引継ぎをしてくれればいいのにと思いますが、ないに等しいのです。

第5条 自分のことしか考えない(ギブアンドテイクって何?)

私は特許関連の業務のほかに、営業事務として技術ニュースを収集してその記事を翻訳することもあります。

「韓国語のニュースを読んで集めて、それを翻訳する」これって、結構時間がかかるんですよね。特に技術ニュースというのは、日本語で読むのも疲れる文系女子なので、韓国語で重要ニュースをピックアップするなどというのはかなり負担です。さらに、韓国のニュース記事というのは、比喩表現もふんだんに使われているので、特許明細書のような「直訳」もできず、翻訳機もそこまで頼りになりません。毎回同じような単語や言い回しがでてくるような言葉が蓄積される明細書翻訳等とは違います。

 

そんな業務に対して、「ニュース記事は楽でしょ?」といわれたことがありました。

そんなことはない。まず 外国語で記事を収集することをやってごらん?と問い詰めたいですよね(苦笑)しかも、毎月30ページくらいあり、明細書と違って、コピペができる部分もないから全部翻訳することになる上に、ジャンルが多様で単語の種類が多い。さらに企業名とか固有語も多いし、直訳がなかなかできないんですよ!明細書と違って(心の叫び)

確かにこれが単価に直接結びつくことも、あとからクレームがくることもない、責任負担という面ではお気楽と思われるかもしれませんが、時々、この記事に関してもっと知りたいというオーダーもあるので、営業として前線で戦う武器になっていることは間違いありません。しかも 記事に対する著作料も払っているので、気軽にはできないのです。

 

自分達は、業務の100%が明細書翻訳という利益に直結する部分を担っているプライドでもあるのでしょうが、会社はそれだけで回っているのではないということがわかっていない方々が多くいます。

 

そんなプライドの方々にも関わらず、面倒なことは人に押し付けるという技を発揮してきます。かといって、こちらからのヘルプ要請には応じないという頑なな精神をお持ちです(苦笑)

基本、誰も助けてはくれないと思っておくのがいいでしょう。これは外国人だからというよりも、韓国人同士でもそうです(と、去って行く韓国人が愚痴っていたのでw)

彼・彼女は、自分の範囲内でしか仕事をしないので、助けを求めても何にも役に立たないので、自分でなんとかしなければいけません。

だから、自分も逆に、他の人を自分の範囲外で助けたりしてはいけません。そのまま責任がふりかかるので、なるべく、わからないから教えてと頼ってきても、自分が一緒に探してあげようとか解決してあげようとか思わないほうがいいのです。かかわらない、これが一番の得策なのです。

 

そんなに親切で余裕満々な韓国人はいません(できる方がいる会社もありましたが、現職では皆無ですw) 

おまけ 仕事ができない上司はどこでもいる

これは全世界で共通に存在する問題だと思います。例外ではなく韓国にもあふれています。

業界的にまだまだ昭和な年功序列が残っている現職では、長く働き、上に巻かれるタイプは仕事ができないとわかっていても上長になるのです。

 

韓国のOSで日本語のメールを書いていると、よくフォントサイズが勝手に変わってしまうという、言語衝突がおきることが多々あります。ある上司はフォントサイズを最優先で考えています。送信前はきちんとできているのに、送信後に勝手に変わっているので、このことに難癖つける上司です。

ある日、私でなく、前任者へ宛てた上司のメールを読んだときに思いました。

上司のメール

会社名で発送されるレターは、うちの顔です。だったらどうすべきなのか?美しいレターでなくとも、ミスのないものでないといけないよね?下のメールは内容は伝わるかもしれないけど、基本となるフォントサイズが混在していて、受け取り側はどう思うでしょうね?(あなたの)先行きが心配ですね。

 

上司よ、あなたのほうが心配になります(苦笑)しかもこういう風にいわれたら、そりゃ辞めますよ(苦笑)

こんなことを一々嫌味のようにいう上司ですが、彼の作成したレターのドラフトや、委任状なんかは

サイズは無論フォント自体がむちゃくちゃな時が多々あります。草案だから別にいいとでも思っているのでしょうかね。

クライアント名もきちんと記入できず、数字もおかしい、むちゃくちゃなレタードラフトを書いくる張本人に、このメールをブーメランしてやりたいなあと思う日常です。

また、この上司は、幹部からの指示を部下にスルーパスしかしない立場なんですが、的確なスルーパスをだしてほしいのに、それすらできません。この上司とのトラブルでベテラン課長が退職したのもうなずけます。

 

韓国語を使って仕事をしたい!韓国で仕事をしたい!という人が若い人に増えてきた昨今。もちろんメリットもありますが、日本とは違うデメリットも覚悟の上で韓国人と上手にお仕事していきましょうね~

 

こんな韓国でのキラキラとはいえない、ストレスフルな韓国職場ライフをおくってみたいと思った方に(苦笑)オススメの一冊を。