<2020年コロナ禍の時のお話です。現在は毎日登校になっています>ソウルと首都圏はいまだに小学校は分散登校(週1回)になっていて、これは夏休みが始まる(8月)まで続く予定です(いや、確定)
そんなソウルの小学生1年生娘の一週間と毎日の宿題はこんな感じです。 親の立場としては、チェックすることが多すぎる印象です(ーωー)
ちなみに娘は6月から午前中だけ学童に行っているので、学童で授業を受けるようになっています。(これがすごく楽w)
1,2時限目はTV授業
各30分間、全国共通に放映されているTV授業を視聴します。(日本のEテレ的なもの)
韓国は全国の学校が全く同じ教科書を使うので、TV授業でも同じ教科書を使って進行しています。 授業で使ったページは登校日以外のものはすべて保護者のチェックサインが必要なので、毎日チェックいれています。
国語
国語は教科書とドリルの2冊
前期はハングルを覚えて読んで、書けることが目標
書く練習は透明シートを当ててなぞって練習するページもあって、これは珍しいなと思いました。日本にもあるのかな?
算数
教科書とドリルの2冊
足し算と引き算、形などが目標
教授法がほぼ日本と同じでした。
生活
韓国は生活という科目は「春夏秋冬」という教科書に分かれています。 春の教科書「春」 で虫の話が多かったのですが、 今は「夏」の教科書を使って、夏の動植物や、家族について習っています。
有名人などのイメージ画像をつかって、家族を作るというなんとも肖像権を無視した(苦笑)宿題をさせていますねw
画像は先生が用意したプリントから好きな芸能人や画像を切り取って使っています。
安全
安全な生活という教科書で、交通ルールや火や災難時の注意事項などを学びます。特に分散登校のときにこの授業が行われることが多いです。
学校ごとの手作りドリル
3月から5月までは60ページくらいのドリルを1冊していましたが、登校が始まってからは20ページのドリルを毎週1冊進めています。 上の教科書の宿題+ドリルなので、チェックするだけでも結構時間がかかります。登校日に提出必須です。
工作など
週1で絵か、工作をつくって、登校日に提出するようになっています。 なかなか面倒ですよwただ、学童で作ってくることもあるので、そういう時は楽です。
音楽
打楽器を使った授業が進められています。(合唱やリコーダーなどの吹奏はコロナ対策のため中止されている状態) 歌は各自で覚えてくるという感じで動画視聴のみで合唱は一切やりません。 打楽器(カスタネット、タンバリン)での授業がありますが、先日の登校日は体育館で「ナンタ」の練習をしたようです。大きめの太鼓を3人一組でたたくので、やっと新しい友達ができたと喜んでいました!
1時限が40分
韓国の授業は1時限40分なのですが、登校から授業中もずっとマスク着用で、休憩時間10分もトイレにいくくらいしか許されず、ほぼ友人と話せることはないようです。 (隣同士でちょっと話すくらい)
だから、新しいクラスメートの名前と顔も一致できない日が続いていたので、体育館でのナンタの授業は友達もできて、こういう授業をもっとやってくれればなと思いました。
給食が一喜一憂
毎日献立表をチェックしていく娘が一喜一憂する時間です(笑) 辛い物がほぼ食べられない(キムチ程度ならOK)娘にとって、韓国の給食はかなり厳しいものになっています。 でも、「白米」好きだから、とにかくご飯と辛くないスープがあればどうにかやりすごしている状況です。 例えば一日の献立は
洋風ものは週1あるかないかで、ほぼ毎日辛い物が1種類以上出てますね(苦笑) デザートというか月に数回果物がついているようです。 スイカがでたときは、自分は一切れなのに先生は5切れももらっててひどい!と文句言っていました。
巷では、韓国の給食が日本より豪華!などというものもみましたが、一体韓国のどこの給食なんだろう・・・こちらソウルのうちの学校は大したことない上に、辛い物が多くてみんな残してるんだけど?と思っていますw 学校ごとに献立が違うので、仕方ないのですが…
娘が一言 「給食のおばさん(献立作る栄養士さん)の献立がおかしい」と憤怒していましたw
日本の給食たべてみたいな~というのが娘の今年の目標です
まとめ
まだまだ分散登校が続いていて、学童で毎日通えるだけありがたい状況です。
宿題も大量ですが、そもそも韓国の先生はたいしたチェックもしないようなので、私ががんばっていかないと、予定の習熟度には追い付けないんじゃないかと思っています。