コロナ禍の中、韓国は去年(2021年)ずっと「小1,2」は毎日登校が原則でした(2022年も同様)。小2娘も毎日登校できて、ほぼ通常の学校生活が送れていました。(感染者爆増の時期に2週間ほどオンライン授業があったくらいです)
という訳で、ソウルの小学2年生の学校生活について、書いてみました。
ちなみに、3月からは小3になりますが、オミクロン株で小3以上は3月からはオンライン授業との並行が続きそうです。
2021年は通常登校
毎日登校していたので、2020年にTV授業をしていたのとは大違いでした。
国語
国語の教科書は前期、後期で3冊ずつです(1日に2冊)。
しかも本が分厚いので、韓国では置き勉が主流です。カバンが重いと「背がのびない」からだそうです←科学的w
他の教科書もそうですが、教科書に直接書き込めるようになっている韓国の教科書。
だから、あまりノートテイキングの習慣がつかないような気もするな~というのが正直なところです。
日本の小2国語にも登場したカエル君の話が、韓国でも同じく登場しますw
ワークブック的な「국어활동」で、小2でも続いてハングルを書く練習をします。
略して 「국활(クッカル)」
算数
算数は教科書とワークブック(수학익힘)が前期後期で1冊ずつです(毎日2冊)
ワークブックは略して「수익(スイッ)」
算数もノートテイキングは教科書に直接書けるようになっています。
<なぜそういう答えになるのかという>文章を書かせることが多いのが特徴的です。
生活
生活は日本の「生活+音楽」のミックスで、これもかなり分厚いです。
春夏秋冬で4冊分あります。
教科書に直接書き込んだり、シールをはったりします。
個人的には「冬」で、世界の国の単元が好きでした。世界の国の移住食を比べて、「みんな違って、みんな良い」的な多文化教育をしています。
安全
「안전한 생활」という教科書で、交通安全や、家庭内暴力、災害非難などの内容が1冊にまとまっています。
週に1回の授業で、プリントが追加されているようです。
体育
体育の教科書はありません。主に「音楽なわとび」というなわとびが主流の授業があります。音楽に合わせてなわとびを飛びますが、2年生ではあやとび・交差飛びができるレベルを求められます。
注意
小1、小2は音楽や図工が「生活」に含まれているので、音楽、図工、体育の教科書が登場するのは小3からです。また、理科社会も小3で分かれます。
また、道徳の教科書はありません。これは、生活や安全の教科書でカバーしているようです。
オンライン教科書
韓国の低学年は全国どこの小学校も「国定」の全く同じ教科書を使用しています。
(小3からは「算数、理科、社会、英語」が学校ごとに選択制の教科書)
置き勉だから何をやってるのかわからない~のですが、わからないのは娘の出来高?であって、何をしているかはデジタルで一応確認できます。
いちいちサイトにはいるかどうかの親の気持ち次第w
どこで?
ここで、全学年のデジタル教科書が閲覧できます。
https://www.edunet.net/nedu/contsvc/subjectForm.do?menu_id=2
デジタル教科書の中身
単元テストもチェック
3年生の場合、単元テストもここにあったりしますw
まとめ
2年生までは、どこでも同じ教科書を使って学習していますが、3年生からは、「算数、理科、社会、英語」に関しては、学校の選定教科書を使うので、学校ごとにどこの出版社の教科書を使うかが違っています。(日本と同じ)
上のサイトで、韓国の小学生のデジタル教科書だけでなく、学習指導方針なども細かくチェックできるので、参考にしてくださいね~