会社負担の軽い健診(会社に健診バスがきてやる)は毎年ありますが、2年に1度は人間ドックを受けられます。
今回土曜日に指定病院の健診センターに行ってきました。会社負担で40万ウォン(4万円)相当の健診パッケージです。
(40か・・うちの旦那は100万相当の健診だったよな・・病院が違うからあれだけど)
胃腸の内視鏡もするので、前々日から大変な目?!に(苦笑)
大腸の内視鏡は前々日から食事制限
内視鏡は韓国の大学病院で8年前くらいに、一度受けたことがあるのですが、
食事制限は2日前くらいから、種のある果物や、野菜、油ものは避けるようにし、前日は昼からお粥、午後2時からは絶食になります。(夜10時以降は水も駄目なので、夏に健診を受けるのはリスクが高いと今回感じましたw)
腸の洗浄剤
前回は二日前くらいから500mlだったかボトル6本くらいの洗浄剤(うっすらシトラス味)を飲むという苦行を強いられました。
今回もあれ飲むのかトホホと思っていましたが、なんと、
前日に2回、当日早朝に1回粉薬(CM Light)3袋を1袋ずつ150mlの水に溶かして飲んで、
1ℓ程の水を徐々に飲めばいい!とのこと。
飲みやすかった!水1ℓもは飲めなかったけど(苦笑)
洗浄後はぐったり
1回目に飲んで2時間後くらいから深夜までトイレ通いになります。しばらく寝れませんでした・・・
朝も最後の1袋を飲んでトイレ通いをした後、胃腸の調整剤(ライトコール)を飲んで
いざ出陣。
本人確認ができない?!
指定時間の10分前にいったのに、すでに受付には30人くらい待っていて、20分後にやっと呼ばれました。
すると・・・
「健康保険公団(日本の健保協会みたいなやつ)であなたの本人確認ができない、名前をいれてもデータがでてこないんですけど」と言われました。
名前はこのハングルのスペルであってる?それとも健康保険には英文で登録した?氏名にスペースとかいれたけど、全然あなたの情報がでてこない。
といわれたので、名前はこれだと思うし、そもそも健保加入って会社がするし、この健診も会社がやってくれてることだから、どういう表記で登録されてるとかわからん。
と5分くらい押し問答が続きました。
外国人登録証を見せたときに、(就業する前の)古い保険証を持っていたので、それを見せたら、ハングルのスペルも合ってる。
一応センター側では登録されているので健診は受けれるから、後で健保に登録した名前を会社に確認して、また来院してもらうとかしないといけない。などど面倒なことをいわれ始めたので
外国人だから他のやり方とか、何か一般と違うやり方で入力しないといけないんじゃ?って言ったとたん、
画面を見せられ、これで合ってるのに!と若干、こちらに非があるような言い方をされました。
あ、火病韓国人でたwと思いましたが、とりあえず健診受けたら会社に確認するということで受付終了
ほら、やっぱり
着替えて、最初に基礎健診を受けて、次は視力検査という時に、担当の看護師が、誕生日はこれであってますか?と手持ちのデータシートを確認したときに発見した。
誕生日の日にちが間違ってますけど?
え?そうなの?ちょっと待っててくださいね。確認してきますから。
と待たされる間に、もしかして、誕生日が違ってて私のデータがリンクされなかったんじゃないのかと思って、戻ってきた看護師にその旨を伝えると
ビンゴ
はあ~やれやれ
公団のデータにアクセスするためには、外国人登録番号(生年月日+マイナンバー)にある生年月日と名前が正確に入力されないといけないけど、生年月日が間違えてからアクセスできなかった。もう一度受付して・・・(略)
一体どこで間違える?
こういうこと、なかなかない気がするけど、どの段階で間違えたのでしょうか。
会社がセンターに情報を送るとき?→コピペするだけだから間違える可能性は低い
電話で予約日を決めたとき?→ここで生年月日が登録されるのであれば、その可能性が高い
受付時に生年月日入力?→受付の人が何の悪気も謝罪もなく自分のせいではない的な感じだったが、住所は私の自筆の問診表をみながら書いてたので、まさか生年月日もこの時入力?
最初の押し問答のときは高圧的だったのに、再度行ったときはかなりトーンダウンしていたのは間違いない。
どこの段階で間違えたのかは知りませんが、受付のときにも、生年月日や名前を自筆した問診表をだして、それをみながら名前や住所は入力してたんだから、もし生年月日がすでに入力されていたとしても確認するよね?しかも健診対象の西暦は確認したたんですよ?この年だから対象で間違いないんだけど・・って言ってたので。
データがアクセスできないのが、断固として名前が違うって先入観だから、大事な登録番号が間違ってるとか思わなかったんでしょうが、ちょっと不安なセンターだなと思いました。
健診はどうだった?
どんなことをしたか簡単に記録しておきます。
・体重、身長、体脂肪などは大型の体スキャンで測定
・血圧、視力聴力、眼科検診(コンタクトはずします)
・採血(血管が見えないので、案の条あちこち叩かれマヒりそうになりながら3分で1発OK)
・家庭医学科(心療内科)の先生の問診(飲酒喫煙運動など日常生活、鬱病の問診など)
・尿検査
・心電図
・骨密度測定(全身)
・胸部X線
・脳CT(選択)
→3つの映像関係(CT、X線など)はめっちゃ待たされる(待ち時間トータル30分以上)
・歯科検診
→スケーリングやっていく?と聞かれるが断る。やるといったら無料だったのかな?と後で後悔)
・婦人科(マンモグラフィ、子宮がん検診(超音波含む)、腹部・甲状腺の超音波)
→待ち時間トータル20分くらい
マンモグラフィは片方角度を変えて2回ずつやるけど、3回はなんともなかったのに、最後の4回目できれいにはまらなかったから、骨に当たって痛いのなんのって(苦笑)
あれはきちんとはまるように、気をつけないといけないんですね。
痛いと避けんでも看護師さんは淡々と「力ぬいてくださ~い」とやり直しさせてくれずww
子宮がんの超音波も痛かった・・これも7年前にやってポリープあったけど、経過観察で、今回もみつかってやっぱり経過観察。
最後はハイライト
胃・大腸内視鏡検査
最初の注射を打たれて、ベッドに横になってから15分くらい待機(寝落ちしそうになるw)
8年前の検査は、一切何の鎮痛剤など使わずやって、悶絶絶叫だったので、今回は睡眠麻酔を使って、胃も腸も寝てる間にやってしまう方法を選びました。
だから、不安で不安ながらも、この日に臨んだのですが、
受付から不安だし、内視鏡コーナーで渡した瞬間データ用紙おとされるし、
不安が加速されるわ、空腹だわ、もう朦朧とした中での検査でした。
10分ほど待つと、準備用の注射が打たれます。
(不安なので何の注射なのかおもむろにきくと、血管を調整する?とかいわれました。)
打たれた注射針はそのままつきさされてます(次の注射液をすぐにいれれるようにね)
その後、検査用のズボン(下半身が公開されるつくりのやつ)にはき替えて待つこと15分。
検査室に移動して、「目をあけててくださいね」と言われて目を開けていると、鎮静剤(眠たくなる注射)を打たれた瞬間、一気に眠りに落ちました。
検査は15分くらいで、目覚めたのがその後25分くらいだったようです。
目が覚めてボーっと横になっていたら5分後くらいに看護師が来て30分くらい寝てたと教えてくれました。
隣の人が目覚めてすぐにスマホみたいといって、看護師にもう少し横になっててください。スマホは今はだめ、といわれていました。
目が覚めたら下半身が濡れてる感じで、着替えてもいいといわれたときに、ウェットティシュくださいというと、ゼリーで濡れてるんですよ~といわれてティッシュをくれました。(粗相したと思ってたw)
ぼーっとした状態で簡単に結果を聞きます。
大腸はOKなので5,6年は検査不要
胃は1cm以下のものが2個あるが経過観察
食事つき
これで全ての項目が終わり、着替えたら食券をもらって同じ階にある食堂に。
このお粥がおいしくておいしくて(涙)
辛いもの食べてもええの?と思ったけど、韓国DNAじゃないのでやめておきました。
さすがに、睡眠麻酔の後、1人で帰れるかどうか心配だったので、家族にきてもらっていて、一緒に帰りましたが
本当に帰路は眠くて仕方がなかったですね。目が自然と閉じていくので、ひたすら家族と話をしていました。帰宅後、案の定爆睡。
終わって2、3日は腹部に鈍痛がありましたが、4日目からは違和感もなかったです。
(たまに下手な先生だと粘膜を傷つけるとかなんとか)
まとめ
朝8:50にいって受付で20分くらい待たされ、着替えが終わったのが9:17。
最後の内視鏡検査に移ったのが12時すぎ。
終わったのが13:30と
約4時間半の長丁場でした。
忘ている項目もあるかもしれませんが、大体こんな感じで韓国も人間ドックは行われます。