韓国では、育児期に時短で働く場合、時間が短縮された分の補助金が受け取れます。働いていない部分に対して、申請すれば雇用保険から微額ではありますが、いくらかもらえるのであれば利用しない訳ありません（苦笑）
韓国の育児休暇を終えて復職と同時に時短で働き始める際の注意事項や、時短補助金の方法などについてあまり記事がなかったので、残しておきたいと思います。
育児期時間短縮制度とは？
韓国は出生時から小学２年生までに育児休暇と育児期時間短縮(以下「時短」)を合わせて2年間使える制度（法律上）があります。
使い方は自由で、「1年育休＋1年時短」や「半年育休＋1.5年時短」「2年時短」というふうに使えます。（ただし育休は1年以内）
昨年、1年の育休を使ったので、復職する際に1年の時短申請をしました。（復職でさらに時短と言うと「辞めろ」的な脅迫も受けましたがねｗ）
この時短制度は法律上、使用者が申請したら雇用主は了承するのが「義務」です！
時短でもらえる補助金
1日に何時間働くのかを会社と交渉します。私は8時間から6時間への時短にしました。
そのため、2時間分を差し引いた金額で会社と再契約をします。（韓国では正社員も毎年年俸契約を結ぶため、書類が必要です。）
2時間働いていない時間ができるのですが、その2時間に対して雇用保険から補助金が支払われます。
それはいくらなの？
さて、じゃあ、補助金はいくらもらえるの？ということですが、雇用保険のHPで大まかな金額が計算できるようになっています。(タブ毎に出産前後休暇や有給の予測計算ができます)
＊必要事項を入力して「計算ボタン」をクリックすると概算が表示されます。
下限額というのが５０とあったので５０万ウォンは最低もらえるのかと思っていたら、対象になる月給？のことなのか50万ももらえませんでした。（涙）
結局
補助金の上限額をもらっても、１００万ウォン以上は損していました。
←差し引かれた月給分もらえると思ってた私ｗｗ
細かく計算してる人のブログを見たら、月２００万ウォン以下の月給なら、補助金足したら月給と同じくらいの額になるけど、それ(月200万)以上の月給だったらマイナスってありました💦
はいはい、大損してますよ～😢
補助金の上限額が、1日の労働時間が2時間短縮の場合
1か月437,500ウォンがライン（4万円そこそこ）
基本給が200万ウォンでも1000万ウォンでも同じだったので、190万ウォンあたりから425,000ウォンと少しずつ減額していく模様です。（法改正により変更あり）
申請時期と書類
申請できるのは時短が始まってから1か月後です。
この補助金に対して最初の申請には会社と再契約した契約書が必要なので「育児休暇前の契約書(金額要)」「育児休暇後の契約書（金額要）」の2種類と確認書を提出しますが、オンラインでの申請なのですべて会社側が用意して申請してくれました。
会社が確認書などを雇用保険に申請してから数日後
オンライン上で毎月（あるいはまとめて数か月、1年分など）自分で申請します。
育休の時と同じように申請していきますが、今回は毎回添付書類をアップロードするので、以下のファイルを用意しておきます。
・毎月の給与明細
・給与が確認できる通帳の記載
どちらもスクリーンショット（イメージファイル）で大丈夫です。
給与明細は会社でPDFで用意できるのでそれで、給与明細は銀行のアプリからスクシャして必要外のものは消してから提出しました。
サイトでの申請手順
育児休暇の時と同じように、雇用保険センターのサイトから、ログインをして[육아기 근로시간 단축 급여신청]をクリックします。
会社が確認書を提出していない場合は、確認書が提出されていないというポップアップが表示されるので、確認書が提出された後に申請します。
ある程度の必要事項は自動で入力されています。
申請は１ヶ月毎でも数ヶ月毎でも、１年後にまとめて１年分することもできます。
入金される銀行を指定するのですが、これも育休給与で指定した口座がデフォルトで登録されているので、そのまま使えます。（他口座指定も可能）
育休と違うのが、「事業主から給与の支給がある」にチェックをして、手取りの金額を入力しないといけません！
添付資料は「給与明細書」「給与が確認できる通帳の記載」を添付して、提出します。
全てオンラインで簡単に申請できます。
申請後はメッセージ（ムンチャ）で申請受付→入金のお知らせが順次来るので、もしメッセージなどがなければ電話で問い合わせすることをお勧めします！
入金は早ければ２週間、忙しいと１ヶ月かかると言われています。
ここまで、육아기 근로시간 단축 급여（育児期時間短縮勤務）でした！
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