朝、娘が日本語でこのヤクルト食べたいと言ったので
飲みたいだよ~と直したら
なんで?食べたいって言ったらだめなの?というナゼナゼ攻撃が始まりました。
韓国語の食べる、飲む
確かに、韓国語は「飲む」という動詞もありますが、その行為に「食べる」という動詞も使うことができます。液体のものを飲むといってもいいし、食べるといってもいいのですが、固体のもの(食べるを使うもの)に対して「飲む」という言葉は使いません。
なぜ、日本語は「液体を食べる」とは言ってはダメなのか。
なるほど、そんなことは考えたこともない。
韓旦那はすかさず
韓国語も食べるじゃなくて、本当は飲むっていうんだけど
皆、楽しようとして食べるでもOKになちゃったんだよ
でも全部食べる食べるって使ってたら「飲む」が使われなくなってかわいそうでしょ?
という、納得するようなしないような回答を自信満々にしておりました。
それを聞いた娘
何言ってるかわかんない
そ、そうでしょうねw
韓国語は薬も食べるなのに、なぜ日本語は食べるでも飲むでもいいよ~という
柔軟な対応ができないのか←
(「いただく」という万能単語があるにはありますがw)
食べると飲むの違いって?
そもそも食べると飲むの違いって何なんでしょうね。
食器やコップに直接口をつけるかどうか(箸やスプーンの使用有無)
咀嚼があるかどうかなのか
これを踏まえたときに、味噌汁はどうなんだよ~という疑問が浮かびます。
箸でつまんでる瞬間は食べるで
すすってるときは飲むに変化する
のだろうか・・・
と、仕事中に色々考えていました
←仕事は?!
たった一言の「飲む、食べる」だけでこんなにも悩み多き生活をしていては
身が持ちませんが、気になるものは気になります。
かといって、答えがでたからといって5歳娘にどう説明するのか?!
他の国はどうなの?
そういえば中国語もヨーグルトは飲むで教わったときに
え?ヨーグルトは「食べる」じゃないの?と疑問に思っていました。
でも、実際に現地で住んでみて分かりました。
当時中国のヨーグルトといえばほとんど飲むヨーグルトでした。(今もかな?)
固形のものを見かけませんでした。
おそらく、ヨーグルトという単語ができたときに、一般的なものは液体ヨーグルトだったんだろうな
と推測していますが。
いつか
固体の水や固形のヤクルトが普遍化すれば
水を飲むではなく、水を食べるといってもおかしくない時代がくるんだろうなぁ
その点、どっちの動詞使ってもいいよ~という韓国語は
なかなか先見の明があるように思えます
余談のヤクルト
ヤクルトは韓国ではヨグルトと日本のヨーグルトに近い発音していて、
ヨーグルトはヨゴトと発音して区別するという、こちらからすると、少しやっかいなことになっている歴史も面白い。
韓国にはヤクルトのゼリーやヤクルト味のアーモンドとかもあり、ヤクルト大好き国民です