韓国で就職、子育て、旅育からの、親子留学?

新卒でソウルで就職、一人旅後、中国で就職、現在またソウルで働きながら子育て中のアラフォー:ソウル在住日本人

外国語の勉強法を逆さにやってみる

今日はことばの話し。

 

ある日病院で、ふと、肺炎を폐염ではなく폐렴としていて違和感を感じました。

 

肺炎って韓国語で폐렴なんですが、口内炎とか胃腸炎ってそれぞれ구내염, 위장염で、

렴じゃなくて염なのは、何でだろう・・・と思いました。

旦那は「え?」っという反応だったので、(こいつ知らないんだな)と即座に察し、

自分で調べました。(旦那の立場w) 

ㄹの脱落とも違うし、殺(살,쇄)のように二音ある漢字でもなさそうだし・・・

 

なるほど、私、大学時代韓国語(正式名:朝鮮語)を専攻していたんですが、いかに真面目に勉強していなかったってことを、ひしひしと感じました、

この

활음조(滑音調)という単語。

활음조(滑音調)て何ぞや?

初めてききました。(たぶん、習ってないぞ!)

 

발음을 매끄럽게 하여 듣는 사람에게 유창·쾌미한 청각적 효과를 주는 작용.

発音を滑らかにして聞き手に流暢、心地よい聴覚的な効果を与える作用。

 

とあります。

要は、楽に発音しようとするために変化した単語の一つだそうです。

例えば 6月、10月は육월, 십월が正しいが、유월,시월となるように。

あれ、この例を見ると、そういや、習ったような気がしてきました(←覚えてないだけ?)

滑音調だからという習い方でなく、これは「例外」というので丸暗記した記憶はありますが。

 

困難(곤난)だけど곤란になって、実際の発音は【골란】になるのも・・・

 

まだまだ勉強不足ですね。

日々、解釈は考えず、ただただ丸暗記しているだけの日常単語。

奥が深い。

 

そんな中、先日韓国でとあるTV番組を見てなるほどな~と思ったことがありました。

語学の勉強法

5ヶ国語ができるブルガリア人の語学の勉強の方法が

まず

ノートに

ブルガリア語で単語を書いて、その横に英語を書く、そして韓国語を書くという勉強法

 

だから何?と思ったんですが

 

最初に第一言語母語)を書いて、そこから外国語に派生させていく勉強法がより習得率が早いという話。

 

外国語の勉強って、外国語の単語を先に書いて、それにあたる母語を探していきますよね。

そうすると、楽しくなくなってしまう

 

まずは、母語を書いてからそれに当たる外国語を探して単語を覚えていくほうがいいということ。

たぶんそのほうが、しっくりくる外国語を探せるし、すでに母語で単語の意味や使い方の状況が浮かんでいるので、そこに外国語が入ってくるほうが、覚えやすい

 

ああ、なるほどな

そういえば、そういうふうに勉強したことなかったな。

ちょっとやってみようと思いました。

 

とはいっても

向き不向きもあるし、どのレベルでの学習かにもよるけど。

 

ちなみに日韓キッズの娘5歳は

第一言語は韓国語なのですが、日本語を外国語として認識していなさそうなので

恐らく今は韓国語⇔日本語という対訳としての考え方ではなく

 

この状況に対して

韓国語ではこれ

日本語ではこれ

 

この物体に対して

韓国語ではこれ

日本語ではこれ

 

切り替えスイッチが、外国語を学ぶ私とはちょっと違うのかな

・・と羨ましく眺めています(苦笑)