韓国の年末調整は1月中旬から始まります
<韓国語では연말정산(年末精算)>
昨年1年間の支払額に対しての控除請求ということになります。
日本は今どうなっているかはわかりませんが、韓国はかなり簡素化されていて便利!
日本との違いは?
国内で支払った金額はすべて控除対象
クレジットカード、デビットカード、現金で支払った金額
医療(生命保険など含む)
家賃
一部積立預金
教育費
寄付
など
恐らく一番大きいのは
クレカや現金で日常の買い物をした額が、ほぼ全て控除対象になるということ
対象:総所得の25%以上の額を使用した場合
控除額:対象額を超過した額に対して、15%の控除(ただし限度額の設定有)
対象:クレカの使用額を含めて25%以上の使用
控除額:30%の控除(クレカと合計300万ウォンまでの控除)
そのうち、伝統市場(町の商店街)や公共交通費用は40%の控除
(控除限度額が100万ウォン追加されます)
クレジットカードの場合、所得の25%以上というのが、ハードルになるので
共働きの場合、ほとんどが、どちらか(年収の少ない方に集約するほうがいいとか)名義のカードで支払いをして
一方に支払額を集めてしまうという手段がとられています。
私は、自分名義のクレカがありましたが、離職したときに解約したので、そのまま旦那のカードでほとんどの支払いをしています。
自分のカードを使わないといけないときは、デビットカードを使うようにしていますが、あまり自分のカードは使わないようにしています。
病院での支払いや、メガネ購入、海外旅行一時保険、終身保険などが控除対象
月極家賃の場合、住宅の契約書などの書類コピー提出で12%控除
対象:住宅請約通帳
韓国には、住宅購入(分譲マンション)の際に、購入優先権の加点になる積立預金通帳というのがあります。
私は、この積立預金が年末調整の控除対象になるとおもって、わざわざ去年作ったんですが、
住宅請約通帳は世帯主だけが年末調整の対象になるということ
世帯主=住居契約をした者=うちでは旦那
私は世帯員ということになるので、控除対象外でした Σ( ̄□ ̄;)
(同じく請約積立をしている娘の分も)
対象:未就学の場合
控除:保育園で保育料以外の「特別活動費」などが控除
英語教室や、美術教室などの習い事が控除
保育園から提出書類をもらって提出
娘が通うピアノ教室では、提出書類がだせないというので、現金支払い処理の書類をだして、現金控除で対応することになりました。(去年は1ヶ月しかいってないので、諦めました)
年末調整の書類は?
上の支払い明細書等は。国税庁が運営するホームタックス
でログインすると
全ての明細書がクリックでダウンロードできるようになっています!
すぐれもの!
*ログインには公認認証書が必要
所得、税額控除申告書に、必要事項を記入して、経理に提出すればOK
会社によっては、個人事項(名前や扶養者など)だけを記入してサインをすれば
金額入力や、計算などはしなくてもいいという所もあります。
(旦那の会社)
韓国は日本よりも控除される項目が多いと思うので
漏れなく申告するほうがいいですよ~
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