韓国では、よくみかけるハングルファイル(hwp)
特に公共機関ではMSワードではなく、国産ソフトウェアのハングルファイルでの閲覧や編集が要求されて、外国人も韓国人ですら「有料」のこのファイルにイライラすること多々。
閲覧の場合は、ビューワーで無料で閲覧できるので問題ないのですが、編集はどうするのよ?!ということで、新しくクラウド上で編集ができるようになりました!
Hancom Space
こういう時代なので、さすがにハングルファイルもクラウド上で編集できないとね。
グーグルのスプレッドシートやドキュメントのように、MSワードやエクセルをサイト上で編集できます。
無料と有料がありますが、簡単な編集は無料でOK
急にこれを知った理由
普段はハングルファイルは閲覧のみなので、編集までは必要ないのですが、今回1年に一度の年末調整で知りました。
会社の年末調整で、「申告書」は未だにハングルファイルで入力&サインなんですよ。
去年はハングルファイルをMSオフィスに変換して・・・という作業をしていたのですが、若干ずれたり、家に持ち帰ってやることもあったりして、ファイルをアップしたりダウンロードしたりが面倒でした。
さらに、今年は「covid19」対策で、申告書のフォーマットが大幅?に変更されていたので、このまま入力する方が楽だなと思っていた矢先、
旦那が「クラウド上でできるようになったみたい」と見つけてくれました。
使い方は簡単
グーグルやFBなどのアカウントですぐに利用できます。2段階認証になっているようなので、本人確認用の携帯番号が必要です。
サインをイメージで貼り付けもできました。
ダウンロードする際も、ハングルファイルででも、PDFファイルででもダウンロードできるので、年末調整の申告書がサクサクはかどりました!
韓国の年末調整の控除
ついでの話ですが、韓国では、日本と違って「クレカやデビットカード、現金などの使用が控除対象」になります。
※他にも医療費や個人の生命保険なども控除対象
そこで、国税庁のサイトで、1年間自分が使用したカード利用額や医療明細がすべてダウンロードでき、それを会社に提出するだけでいいのです。
毎年、使用した額のうち何%かが控除対象になるのですが、今年は「covid19」対策として、3月は+α%、4~7月はさらに通常%×2倍以上と、3~7月の国内での消費額に対して、税金控除の割合がほぼ倍以上になりました。
だから7月までに大量に買い物したんですけどね(苦笑)
そのせいで、申告書のカード使用額や現金使用額を入力する欄が、3月、4~7月、それ以外の月、と区別されるという面倒くさいことにw
一応表向きは「パンデミックによる減税」なんでしょうが、パンデミックが終息すると大幅に色んなところで増税が始まりそうな予感はしています(仕方ないでしょうがね)
ハンコムは教育サイトでもある
Hancom Spaceは「malangmalang」というサイトの一部なのですが、このmalangmalangサイトには、教育コンテンツがいくつもあって、子育てにも便利!
小学生の娘には、ハングルのタイピング練習に活用しています。
これはログインも不要なので気軽に利用できます。
それ以外にも、漢字や韓国の歴史クイズや子供向けのゲームなどもいろいろあります。
ハングルファイルを編集しようと探していましたが、娘の学習ツールもついでに発見したので、今後活用してみます!