公州市から扶余郡までは車で約30分。雨の中、松の木通りや満開の桜を眺めながら百済の歴史のお勉強に向かいます。
ついたところは、ロッテアウトレットモールやロッテリゾートが隣にある「文化団地」です。
百済文化団地(扶余)
大人6000ウォン 小学生3000ウォン
泗沘宮(サビグン)
サビは扶余の昔の名前なのですが、ここサビ宮が百済の王宮です。
文化団地は、すべて再現した建物なので、百済時代のものは残っていません・・
娘・・w
これ以外にも広大な敷地内に再現された宮殿や貴族の家などがあり、もう少しいろいろと見て回りたかったのですが、雨で靴下までビチョビチョ(苦笑)
(公式HPより)
しかも春先でまだまだ寒かったので、また次回、晴れた日に(笑)じっくり観覧したいところです。
百済歴史文化館(扶余)
大人2000ウォン 小学生1000ウォン
(文化団地のチケットを買うと、博物館料金は込みになっています)
ここはかなり見ごたえがあります!展示物のほとんどはレプリカですが(苦笑)
本物はソウルの国立博物館にあるとか・・・(ソウルで楽しめるのかw)
やはり百済なので、日本とのかかわりが多い!から、娘も興味津々でした。
最近韓国の博物館は、かなり最新で、子どもたちが楽しめるような映像やゲームなどが多いので、ゆっくり観覧できました!
文化館の詳細は公式HPからどうぞ
宮南池
ここは、人工湖の公園で、扶余のデートコースらしいのですが、雨で車中からみるだけでした。
薯童公園(扶余 宮南池)|扶余(大田・忠清道)の観光スポット|韓国旅行「コネスト」
蓮の花が開花する時期はお祭りがあるそうなのですが、この蓮を使った料理が名物です!
韓国人との差を感じる
韓国の3国時代(高句麗、新羅、百済時代)って、日本では中高歴史の時間に習うので、かなり馴染みのある時代の歴史なんですが、うちの旦那(ソウル近郊出身育ち)は、この時代のことほとんど知らなくて(苦笑)
そりゃ、韓国の歴史の時間って「教科書2冊(上下)のうち、1冊は日韓併合時代のたった30数年を歴史の授業に半分費やすから、古代あたりはすーっと過ぎ去っていくんでしょうよ。」
ということがはっきりしましたw
ちなみに日本では古代、中世に時間をかけすぎて、近代現代は駆け足で授業が進んでいくので、ここに日本と韓国の歴史認識にずれが出てくるんだろうなと改めて思いました(苦笑)
韓国人は、「日本人は日韓植民地時代のことをなぜ知らない?」というけれど、日本人からすると「自分たちの三国時代のことも知らないの?」となりますよ。
・・と、思ってましたが、
それは個々の差、個々のずれであって
今回ガイドをしてくれた友人(扶余出身・育ち、公州勤務)は、やっぱりこの時代のことを詳しく知っていました。(うちの旦那が無知なだけだった?)
扶余名物
扶余出身で、実家も扶余にある友人のお母さまが、今回私たちが遊びに来るというので、扶余名物を用意してくれていました。こういう時期(covid19)なので、外で食べるより家で食べるほうがいいという配慮。(韓国は大都市以外の地方の感染者数はほぼ0ですが)
私たちは公州の友人宅に泊まるので、結局お会いすることはなかったのですが、この場を借りてお礼の言葉を(いや、読まれないよw)
蓮の葉ご飯
お店に行かないと食べれないと思っていた扶余名物。ここでは普通の家庭料理と知りましたw
冷凍しておいたものをレンチンしてるけど、開けた瞬間蓮の葉のほのかな香りに感動。
もち米なので、ぱくっと食べてしまいました(笑)めちゃめちゃ美味しかったです。これ、家で作りたいw
漆鶏(オッタク)
漆の木で煮込んだサムゲタン。(サムゲタンよりペクスッに近い)
ウルシというと、触ったらダメという強烈なアレルギーのあるものですが。これで煮込んだ料理って(苦笑)
お母さまが大きな地鶏をお店に持って行って、作らせてもらったそうですww
(お店に鳥持っていったら作ってもらえる田舎の人脈w)
アレルギーが出る人は、発熱したり蕁麻疹があるので、食べないほうがいいのですが、旦那も私も初めてなのでアレルギーがあるかどうかわからない。
そんなオッタクを食べる前には、アレルギーを抑える薬があります。
お店でも常備されているらしいけど、友人宅にもある←
当然ちょくちょく食べるのか、薬を渡されました。
いや・・・薬まで飲んで挑む料理ってどんな罰ゲームよ
といいつつ
これも経験と、薬を飲んで挑みました。
これがオッタっ。目の前でぶつ切りにしていく男料理・・・
・・・・・
すごく柔らかくて、めちゃめちゃ美味しいやんけっ(でもビビりながら食す)
この後、もち米でお粥にしてくれたのですが、これがまた美味💛
「一口食べるのもたくさん食べるのもアレルギーの発症は同じなんだからいっぱい食べろ」と言われてガンガン食べましたw
娘はさすがに無理だろうということで(子どもにはハイリスクな料理って何よw)
大好きなサーモンも準備してくれていました!
これぞ韓国家庭料理の食卓w
栗マッコリ
上の写真のちょっと黄色っぽい飲み物は、ソウルでも買える栗マッコリ!!
栗の里「公州」のマッコリはソウルのコンビニでは買えませんw
公州のはなぜかサイズが一回り大きい、やはり地元の栗マッコリ。甘くておいしかったのですが、ウルシにビビって少しで終了w
扶余はまだまだ行きたい場所がたくさんあってので、また日を改めて、他のシーズンで訪れてみようと思います!