公州と扶余に行ってきました。(3月末)
公州も扶余も日本人になじみ深い「百済」の首都です。
ソウルからはバスで1時間半。KTXで1時間の町(駅から市街地までは車で30分ですがw)。
今回は公州のバスターミナルまで行き、帰りは公州駅からKTXでソウルに戻る1泊2日の友人宅にお世話になる旅です。
公州まで
春の行楽日和だからか、2日前にバスを予約すると10時台以降はほぼ満席でした。
高速バスターミナルから公州バスターミナル
料金: 約12000ウォン
時間: 1時間半(週末はどこかで渋滞なので2時間程度はみておくべし。この日も1時間50分で到着)
KTX(ソウルー公州)
料金: 25400ウォン
時間: 1時間
バスターミナル到着
そんなに大きくなく、ターミナル前にタクシーやバスも多いですね。こちら側が新市街だそうですwで、川を渡って歴史的なものがあるのが旧市街だそうです。
名物?ではないけど
友人とは昼すぐに合流する約束だったので、まずはお勧めのお店でランチをとることに。公州名物というと「韓国チャンポン」なんですが、辛い物は苦手な私と食べれない娘がいるので、プルコギに。
ソウルにいると案外プルコギってお店で食べることが少ないんですよね。だから久しぶりの伝統プルコギ。
タクシーで5分くらいですが、市場の前のお店だったんですが、市場前の通りは渋滞…途中で降りて歩きました(数十秒先にお店がw)
11時からオープンでほぼジャストについたのに、すでにちらほらお客さんが。地元人気のお店なのかな。(観光客はチャンポンやら石焼きカルビ食べに行くらしいしね)
サービスのおかずが満点です。
どこのお店に行ってもメインよりもこのおかずのほうを重視するんですが、よかった!プルコギもボリュームがあるし、ご飯も込みの値段。
アクセス
公州山城市場の向かい
ミョンソン プルコギ
武寧王陵(公州)
(covid19のため入場無料)
公州にきたら、まず立ち寄るのが「韓国で一番保存状態が完璧な古墳」です。
公州の王「武寧」とその妃のお墓なんですが、旧市街にふと現れます。
市場からタクシーで5分くらいなのですが、途中、有名な元野球選手「朴賛浩」の母校があったり、王陵入り口の前には元ゴルファーの「朴セリ」の母校とその銅像があったりと、スポーツ選手の輩出の多さを初めて知りましたw
この日は到着してからずっと雨だったのですが、春雨の中、古墳を見て回りました。
古墳の入り口は閉鎖されていますが、中の状態は展示館や博物館で見られます。
と、のんびり見ていたら、友人が到着したとの連絡が!
いそいそと待ち合わせの駐車場に走ります(苦笑)
友人と合流したら、車で30分ほどひた走り扶余に向かいます。
錦江
錦江文化館百済堰(금강문화관 & 백제보)
ここ錦江は、日本でもお馴染み白村江の戦いのあった川。昔の名前が白村江とか白江とか。
ちなみに公州と扶余に流れているのですが、扶余側では、「白馬江」と呼んでいるようです。
ちょうど公州側に水門が設置され、展望台や文化館なども開設されていました・・
が・・covid19のため中は閉鎖中でした(涙)
外側の展望は開いているので、そこから錦江が一望できます。
ここからさらに車で松の通りを駆け抜けると
扶余に入り、ロッテリゾートとアウトレットモールが真横にある「百済文化団地」につきます。
扶余の詳細は後日記事
公山城(公州)
(covid19のため入場無料)
公州側の錦江を見渡せるような山城が広がっています。
規模の小さい水原華城という感じですかね←詳しくないw
小ぶりの朝に登頂だったので、お勧めの最短コース(30分)よりも最短コースで歩きました。(苦笑)
高所恐怖症なので、これ以上高いところを歩くのは無理です💦
遺跡の方にいくと野兎を発見!
娘と、野兎観察の方に時間をかけました(笑)
チケット売り場の横には情報センターがあり、かなり新しい!(トイレは入って一番奥ですが新しい←大事)
無料で利用できる割には、キッズ向けの歴史ゲームもあったり、休憩所もあるので、このパンデミックが終わったらもっと活用できるようになるんでしょう。
公州名物
あちこちで見かけた「公州は栗」
だから栗を食べて育てた韓牛(国産牛)の看板もいたるところでみましたが、牛肉じゃなくて栗をいただきましょうw
ベーカリー栗の村(베이커리 밤마을)
公山城の真ん前に「伝統家屋」が並んでいて、そのうちの一つのカフェ。
朝10時から営業しているので、朝、公山城を散歩して休憩するのにもよかったです。
ここの栗パイが有名だけど、他にも栗を使ったメニューがたくさんありました。
このパンドーロも食べたかったけど、11時からだそうで、日程的に無理でした(次回に)
パイは1個200円でちょっと高級ですが、栗が丸々一個はいっていて、食べ応えはあります。
栗エッグタルトは栗ペーストが入っています。
栗ラテも栗が濃厚でした。
アクセス
公州山城の入り口向かい
ホテルに泊まる
ソウルからもう一人友人がやってきて、旦那も含めて男同士で飲み明かしたいだろうと思い、私と娘はホテルを予約していました。
まあ、いくら部屋があるといっても、おっさんだらけのところで寝るのは娘も気が引けるかなと思って。(でも夕食の時はご飯食べたらリビングでかなりくつろいでいましたがw)
当初、公州にきたら韓屋ホテルに泊まりたい!と予定していたのですが、急遽決まった公州行きだったので、2日前に予約電話したら「満室です。週末は1か月前に予約してください」と言われました(涙)
首都圏はまだまだパンデミックなのに、地方は「浄化の都市」(感染者がいないという意味)と言われて潤っていますw
公州INKホテル
泊まったホテルは公山城の河をはさんで向かいだったので、窓から公山城が望めるはずだったんですが、予約した部屋が裏側でした(汗)まあ、寝るだけだったのでいいのですが。
辺りはラブホ街ですが、唯一ちゃんとした?ビジネスホテルが2軒あり、そのうちの1軒でした。(とはいえPCがあるあたり怪しかったけどw)
日曜朝以外は朝食(軽食)が無料だそうです。日曜朝だったので利用できず涙
部屋にもミネラルウォーターはありますが、フロント横のミネラルウォーターとメッコーラ(麦コーラという私は苦手なコーラ)が飲み放題ですw
フロント前にはコーヒーやポップコーンも無料です。
韓国地方のビジネスホテルでは珍しく?!、浴槽があったので泡立つ入浴剤を買ってきて(ダイソーで巨大なのが3000ウォン)ジャグジーを楽しむ娘でした。
ホテルの横のカフェもよさそうでした(時間が合わずにいけなかった💦)
アクセス
朝食
は、なぜか地元で有名な「全州豆もやしクッパ」。
公州にきたのに、なぜ全州名物w
いえ、朝開いているところが少ないんですって。でも、ここの美味しかったですw特に餃子が←クッパはよ?
この後KTXの駅までは車で30分。そこからソウルまで1時間。
駅が市街地にあれば日帰りももっと楽そうなんですが、公州と扶余がどちらにKTXの駅を作るかで取り合って?ちょうど中間に作ったという政治的な絡みがあるようです。