ソウルから車で1時間、電車とバスでも行ける樹木園に日帰りで行ってきました。
実はここに来るのは19年ぶりです。
1997年の韓国映画「手紙」の大ファンだったので、19年前(2001年)に来れたときは、感無量だったのとともに、あの松の木が完全に他の形のものに変わってしまっていて大ショックだったのを覚えています。
90年代は、韓国の映画を日本で見ることはほぼ不可能だったのですが、「シュリ」を皮切りに韓国映画が日本でも気楽に見れるようになりました。
母校は世界の映画やTV番組を保有している珍しい学校だったので、97年のこの映画もDVD(ビデオだったかな?w)で99年に見て大感動した一作です。
そんな思い出の舞台へ…
ソウルから電車かバスで
電車で50分くらいで、カピョンに入ります。
最寄り駅は「清平駅」
バスの場合、駅から徒歩15分程度のバスターミナルにつきます。
この駅ですが、19年前はこんな立派な駅ではなく、しかもこの駅ではありませんでした。前回利用した駅や路線はいまはもう廃線、廃駅になっているという事実。
冬季オリンピックに向けて、新しい路線が多々できたため、昔懐かしい駅はほとんどなくなっています。
到着後
バスでも行けますが、タクシーのほうがおすすめです。
バスは1時間に1本くらい(所要30分)、タクシーは駅前にたいてい止まっています。
*カカオタクシーなどのアプリタクシーでも呼べます
タクシーだと20分で到着。
外国人観光客が多いのか、所要予算も書かれています(16500w~だったかな)
入場料金
大人は9500ウォン、子どもは6000ウォン
物価は当然上昇しているので仕方がないですが、昔はこの半額以下でした。
確かに20年で物価は倍以上上昇していますからね。
当時は地下鉄も550ウォン→今は1350ウォン
一番行きたかった場所
中央にあるこの広場
ここがまさに映画のロケに使われていたメインの場所です。
97年の面影がちょっぴり残ります。
ただ、メインの松の木があるはずなのですが、19年前に行ったときは、全く別の形の松の木に変わっていてがっかりしました。そのあと散々文句があったのでしょうね(話題になっていましたから)、似たような松の木に変わっていました。
でも位置は若干ずれていましたが…
飲食も可能
広場の横にはカフェやパン屋さんがありました。
19年前にはなかったはず(苦笑)
Covid19対策で、すべて袋入りになっています。
中や、外のテラスでもいただけるので、軽くランチを。
左の餡子とバターのバゲットが濃厚でした(苦笑)
最近韓国のパン屋さんでよく見かけるこの組み合わせ。
ハスかスイレンか・・・という話ですね
咲いていたのはスイレンです
アジサイももう少ししたら見ごろだったのかな(7月末)
19年前の記憶が全く蘇らない状況ですが、今は今でとても過ごしやすかったです。
カフェや川には人が結構いましたが、そこまで密でもなく、ゆっくり花を見て回れました。
こういうところで挙式してみたい・・・
白樺並木を通ると、ロシアにいたころを思い出します。
ロシアの白樺はもっと壮大でしたが
川遊びがしたいというので、降りてみましたが
氷水のように冷たい(驚愕)
川遊びはすぐに終わりました(よかったw)
シークレットガーデンを横切って
入り口付近にもどると、ショップがありました。
当然19年前にあった気はしません…
(19年前の記憶とはw)
むくげの花を英語でハイビスカスと訳していたので
この樹木園に咲くむくげの花の紅茶かな~と思って買ったところ…
よくみると、ドイツからの輸入もの。
Σ(゚ロ゚ノ)ノ
ええええぇぇぇぇ
むくげじゃなくて、ハイビスカスでした(苦笑)
タッカルビはどこの?!
さて、ターミナルのほうまで戻ってきました。
この辺はあちこちに「タッカルビ」屋さんがありますが、おなじみの「タッカルビ」はキャベツなどの野菜と一緒に鉄板で痛めたもの。
でも、やっぱりそこは「炭火タッカルビ」を食べたい私。
19年前も野菜炒めなタッカルビではなく、炭火のタッカルビがおいしくておいしくて。
地元の人に「肉だけ食べたいなら炭火に行きなさい」と言われたので(苦笑)
ここへ
サムサム小石炭火タッカルビ
単なる炭火ではなく、炭火の上に「石」をのせてやく「石焼きタッカルビ」のお店です
こんな感じで、下は炭火で、鉄板ではなく焼き石の上にカルビをおいて焼きます。
通常の野菜いりタッカルビは、確実に辛いので娘が食べられませんが、炭火タッカルビは、そこまで辛くありません。このお店も娘が食べられる程度の辛さでした。
おにぎりもできますw
タッカルビ屋さんは樹木園から駅の間に数多くあるので、おすすめはありませんが(苦笑)、異色のタッカルビとしてはおすすめです。
アクセス
ただ、一般的な野菜炒めタッカルビなら、このお店の向かいにあるタッカルビ屋さんがおいしいそうなので(地元民オススメ)、そちらにどうぞ!