韓国で就職、子育て、旅育からの、親子留学?

新卒でソウルで就職、一人旅後、中国で就職、現在またソウルで働きながら子育て中のアラフォー:ソウル在住日本人

韓国内(ソウル)で引越し完全マニュアル~引越し料金も公開

前に住んでいた家(元家)から徒歩15分のところに引っ越しました。

韓国の引越し情報と料金を公開してみます!

同じ町内(といっても学区が違う)で引越しするとはいえ、近隣都市への引越しと、距離的な価格にはそれほど大差はありません。(遠方だと当然差がでてきます)

価格に若干差がでてくるのは、自分で梱包するか、やってもらうかの部分です。

韓国の引越しのプランは?

トラックのみ(용달이사)

大型家具はトラックにのせてくれますが、他のものはすべてあらかじめ自分で梱包しておき、あとは運ぶだけ。引越し先でも配置などはしてくれず、部屋に放り込まれるだけです。

大型家具がない、一人暮らし、荷物が少ない場合は、これが一番安い!

半分おまかせ(반포장이사)

家具や荷物をスタッフと自分で「一緒に」梱包して、作業します。作業員は3人。

家具の配置などはしてくれますが、ダンボールの荷物はほとんど自分で荷解きします。

完全おまかせ(포장이사)

最初から最後まで、自分では何もしないタイプです。作業員が4人(うち1人はキッチン周りを片付けるおばちゃん)。元の家の掃除から、引越し先の掃除も完璧にやってくれます。

いつにするかで料金差

韓国では「ソンがいない日」(引越しの大安みたいな日)や、2月の繁忙期(3月が新年度)、さらに金曜日、土曜日は料金上乗せになります。

価格の違い

うちの場合

✔金曜日(上乗せ確実) 8;30開始、15時終了

✔3LDKに住んでいたので、荷物の量は5トントラック1台

✔法定価格で料金一律なのが「はしご車(사다리차)」と呼ばれる、これ。

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韓国ではエレベーターがあっても、このはしご車を使って荷物を一気に上げ下げすることが多いので、1軒につき10万ウォンが加算されます。元家と引越し先2軒とも使うことになったので20万ウォンはどのプランでも加算されます。

完全おまかせ

作業員4人で、3箇所に見積もりをお願いしました

はしご車の20万ウォン込みで

100万ウォン~120万ウォン(10万円~12万円)

*トラックのみは、2トントラック2台で7~8万円

半分おまかせプランだと?

スタッフが1人減るという理由で、10万ウォン引き

え、10万ウォンしか違わないの?となりますよね。だったら、完全おまかせにしておいて、私は仕事にいくわ~(有給つかわず返金されるほうがいいw)

そこで完全おまかせにしました

契約時の注意(業者によって違うので確認必須)

現金払いか、カード払いか

韓国ではクレジットカードで支払うのが一般的ですが、クレカだと5万ウォン加算

→業者のカード手数料回避

現金支払いでも、現金領収証を発行してもらうと5万ウォン加算

*現金領収証を発行すると支払った人は年末調整で税金還付の対象になっていいのだが、業者は課税対象になるので、現金で受け取っても現金領収証を発行しないかわりに、安くするというのが韓国の業者の常套手段(ただ、違法だと思うんですけどね)

作業員の昼食代

午前中に梱包して移動して、昼食をとって、引越し先で配置という流れなので、作業員の昼食代を請求されることがあります。一般的には含まれていますが、あらかじめ、昼食代は込みか確認必須。 

作業員の質

これは友人から聞いた話ですが、外国人作業員を連れてくる業者があります。韓国語ができない人が多く、意思疎通がとれずにイライラすることがあるようです。私が依頼したところはそういった業者ではなかったのですが、念のため。

引越しの流れ

1週間前

✔光熱費の引き落としをとめる

✔ケーブル&ネット業者に引越し先での設置を申請

前日

✔全部やってくれるとは言っても、大事なものや配置を後から自分でやりたい小物は、先にダンボールに詰めておきました。(あと下着とかね)

✔冷蔵庫も数日前から全部使い切って、前夜にはコンセントを抜きました。

(当日電源を抜くと水漏れがして危ないそうですよ)

当日

午前中

約束は8時半ですが、8時前にはきてました(苦笑)

↑はやく終わらせたいんだろうねw

私は仕事に行って、旦那と犬が家にいましたが、何もすることがなくて廊下で犬と座ってスマホをいじっていたそうです(苦笑)

荷物の運び出しが終わったら、旦那は前の家の家主と部屋のチェックをして、保証金を返してもらいます。うちはチョンセだったので、家の売買価格並みの大金が移動しました(汗)

(作業員は昼食中)

午後

旦那が引っ越し先の家主に保証金を入金すると同時に、部屋への搬入作業が開始

私も午後休をとって帰宅。すでにほとんど終わっていました。

約束通り15時頃終了。その後大家がきたり、ガス会社、ケーブル&ネット業者がきて設置をしてもらって部屋のことは完了

夕方

住民センターにいって、確定日時(契約書に公証を受ける感じのもの)をして、転居届けをだします。

外国人の転居届け

外国人の転居届けは、ソウルでは通常区庁でできますが、韓国人の配偶者の場合、韓国人を同伴すれば最寄の住民センターでできるそうです。私も旦那と一緒にセンターに行って手続きをしましたが、必要なのは外国人登録証のみでした。

結局、おまかせ引越しどうだった?

キッチン担当のおばちゃんがすばらしかった(笑)

汚れてた冷蔵庫の中まですべてキレイに掃除してくれていました。あと、キッチンの棚もきれいに整頓して配置してくれていました。お皿や調味料なんかもきちっと並べてくれて、元家のときよりも断然きれいに並べられていました(苦笑)

 

おじさんたちの仕事

✔トイレのウォシュレットや、洗濯機の取り付け(稼動チェック)

✔引っ越す直前に、IKEADIYベッドを娘に購入したのですが、ベッドの組立て

✔カーテンレールの設置

✔スチーム掃除機で床の掃除、最後に空気洗浄?もしてくれます。

 

総合的にここまでやってくれるなら、満点つけてもいいかなというレベルでした。

ただ、私が配置指導をできればよかったのですが、すでにほぼ終わっていた時間だったので、ある程度のものがかなり一部屋にまとめられていました(旦那がそう指示した)

実際私が配置指示をしていたら、もっと楽だったので、旦那よりも私が残ればよかったw

 

以上、韓国内での引越しマニュアルでした。