この記事を読んで、ふと思い出したことがありました。
サイバー法案担当の議員なのに、知らないことがすごすぎるという内容は、言いたいことたくさんあるけど、おいておいて(苦笑)
「サイバーとはネット空間のこと」と説明してる部分。
私は、2003年、日本の大学の時の卒論で「韓国のサイバー言語」を提出して卒業しました。
実際は2002年に韓国の延世大学語学堂をこのタイトルの修了論文で卒業して、これを元に復学した日本の大学でも卒論を書いたのですが。
当時の韓国のネット環境は、日本を確実に抜いていました。(今もそうだと思うけど)
日本が電話回線のネットが主流だった頃、ケーブル回線で安い速いでネットができる環境にありました。PCバンというネットカフェでゲームをしながら、韓国のネット言語は相当な速さで成長?していったので、これに目をつけて「サイバー言語」というタイトルで卒論を書いたわけですが。
日本のゼミで、「サイバー、サイバー」と言っていたので、教授に
「サイバーって何?」って聞かれたときにとまどったんですよね。
たぶん、「ネットのことです。サイバー言語はネットで使われている言葉です」
くらい簡単に説明したと思いますが。
教授は本当に知らなかったのか、私に説明させたかっただけだったのか本意はわかりませんが、ふと、日本ではまだ「サイバー」という言葉は一般的ではないのかもしれないと頭をよぎったことを思い出しました。
とはいえ、当時、韓国でも「サイバー言語」に関する文献は数冊しかなかったし、地道に調査してデータをとっていた時代でした。
地道に調査といっても、PCバンでゲームしながらチャットでデータをとるとか(笑)
←遊んでるやんw
言葉をどう変形させるのか、年代別のネット用語への概念だとか、
サイバー空間から見る韓国の現代社会をよみとる!みたいな大それたタイトルで、
今となれば、特にこれといった内容ではなかったはず(苦笑)
それでも、当時は、画期的?!な論文だったと、後日言われたことがあります。
今はすでに死語と化しているものから、すでに普遍的になった言葉まで。
今またきちんと読み返せば、面白いだろうな、と思いますが、
卒論データは『フロッピーディスク』に保存したので、今はもう、開くことすらできません(苦笑)
当時のサイバー言語は、
例えば、あいさつが하이룽, 방가방가など、今はすでに死語化しつつあるようなものだったり、
외계어(宇宙語)と呼ばれる数字やひらがな、キリル文字でハングルに似たものを使って正しいスペルを無視したものだったり(これは日本でもあるのかな)
今も使うㅎㅎの先駆者?아햏햏や、밥오、79(친구)などなど。
ちょうど엽기が流行っていて、その文化背景なども絡めながら、
サイバー調査をやっていました。特に、当時流行っていたスタークラフトではなく、ポトリスというゲームをしながら、爆弾うつ空いた時間に、対戦相手とチャットしながら、情報収集。
遊びながら卒論書くって楽(笑)。しかも、新しい分野の研究だから、文献も特に不要で(そもそもないし)、好き勝てに書ける(笑)時代でした・・・
現在は、若者のサイバー言語には到底ついていけてないのですが、
未だにサイバーに心残りがあるのか、言語に心残りがあるのか、
今はプログラミング「言語」を習っています。
ただ、同じ言語なのに、こんなに全然違うとわw
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