新大統領の時代が始まりました。、とは関係なく、4月の終わりころに国立ソウル顕忠院に行ってきました。
鬼滅の刃にはまった娘が「藤の花」を見てみたいというので、近所で見えることを探していたら、そういえばまだ行ったことがなかったよな~という国立墓地です(苦笑)
国立ソウル顕忠院とは
詳細はコネストでご確認ください。
6月6日の顕忠の日はお休みの日で、この広場で式典が行われています。
観光地ではないので、有名ではないのですが、春は「しだれ桜」が有名で、黄色のレンギョウと同時期に咲くので、見ごたえがあります!
ただ、今回はしだれ桜もレンギョウもちょうど終わった4月末。
藤棚探し
鬼じゃなくて藤棚探しに行きましたw
藤棚は何カ所かあり、よくある「紫色」のと珍しい「白色」の藤があると聞いていたのですが、点々としてあるようです。
白い藤は発見できたのですが、紫色は発見できませんでした(涙)
広大すぎてww
白い藤棚は赤いマークあたりにあります。
マップはHPから確認できます。→こちら
林の中にこそっとありますが、藤の香が漂ってくるのですぐに発見できました!
白い藤は初めてです。
奥には墓地が広がっていますが、ここでお昼をいただきました(苦笑)
大統領の墓地
歴代の大統領の墓地が点在しています。このつつじの向こうは「金大中」のお墓でした。
現代の大統領のほとんどがここに眠っていますが、「廬武鉉」大統領だけは、本人の希望で故郷に眠っているようです。
韓国の差別文化
この顕忠院で気になったことは、一等兵から大統領まで、墓地の広さが違うんですよね。大統領は大きなお墓で、軍の階級によってもお墓の大きさが違うようです。
故人になってまで「見える階級」を付与するのって、どうなのかなあと思う所もありました。
思えば、韓国では今もまだお葬式で「女子は喪主になれない」という文化が残っています。
例えば、一人娘だとしても、両親への喪主は「両親の兄弟だったり、義理の男子家族」がやっていたり、まだまだ根強い男尊女卑を、最近は疑問視する人も多くなってきています。
結婚式も「父と一緒にバージンロードを歩く」ということが、疑問視されるようになってきました。(これは日本でも同じかな?)
藤の花を見に来ただけですが、色々と考えさせられる一日でした。