韓国で就職、子育て、旅育からの、親子留学?

新卒でソウルで就職、一人旅後、中国で就職、現在またソウルで働きながら子育て中のアラフォー:ソウル在住日本人

ソウルの国立ソウル顕忠院で韓国の差別文化を考える

新大統領の時代が始まりました。、とは関係なく、4月の終わりころに国立ソウル顕忠院に行ってきました。

鬼滅の刃にはまった娘が「藤の花」を見てみたいというので、近所で見えることを探していたら、そういえばまだ行ったことがなかったよな~という国立墓地です(苦笑)

 

国立ソウル顕忠院とは

詳細はコネストでご確認ください。

www.konest.com

 

公式HP

 

6月6日の顕忠の日はお休みの日で、この広場で式典が行われています。

 

観光地ではないので、有名ではないのですが、春は「しだれ桜」が有名で、黄色のレンギョウと同時期に咲くので、見ごたえがあります!

ただ、今回はしだれ桜もレンギョウもちょうど終わった4月末。

 

藤棚探し

鬼じゃなくて藤棚探しに行きましたw

藤棚は何カ所かあり、よくある「紫色」のと珍しい「白色」の藤があると聞いていたのですが、点々としてあるようです。

白い藤は発見できたのですが、紫色は発見できませんでした(涙)

広大すぎてww

 

白い藤棚は赤いマークあたりにあります。

 

マップはHPから確認できます。→こちら

 

 

林の中にこそっとありますが、藤の香が漂ってくるのですぐに発見できました!

 

白い藤は初めてです。

 

 

奥には墓地が広がっていますが、ここでお昼をいただきました(苦笑)

 

大統領の墓地

 

歴代の大統領の墓地が点在しています。このつつじの向こうは「金大中」のお墓でした。

現代の大統領のほとんどがここに眠っていますが、「廬武鉉」大統領だけは、本人の希望で故郷に眠っているようです。

 

韓国の差別文化

この顕忠院で気になったことは、一等兵から大統領まで、墓地の広さが違うんですよね。大統領は大きなお墓で、軍の階級によってもお墓の大きさが違うようです。

故人になってまで「見える階級」を付与するのって、どうなのかなあと思う所もありました。

思えば、韓国では今もまだお葬式で「女子は喪主になれない」という文化が残っています。

例えば、一人娘だとしても、両親への喪主は「両親の兄弟だったり、義理の男子家族」がやっていたり、まだまだ根強い男尊女卑を、最近は疑問視する人も多くなってきています。

結婚式も「父と一緒にバージンロードを歩く」ということが、疑問視されるようになってきました。(これは日本でも同じかな?)

藤の花を見に来ただけですが、色々と考えさせられる一日でした。