娘(小3)が、韓国ソウルの「ヤマハ音楽教室」でクラリネットを習い始めました。トランペットを習わせたいけど、歯並びが不安だな~と思っていたら、サックスを習いたいと言い出したものの、体格が小さすぎてサックスを持てない娘には、まずは「クラリネット」を習えばサックスに移行できるよという言葉に、ハマりました。クラリネットですw
韓国のヤマハ教室と体験授業
韓国にはヤマハ教室が16カ所あり、そのうちのソウルの教室(うちから徒歩数分w)に通うことにしました。
ヤマハ教室でトランペットやサックスを習えるのはソチョの直営店しかなく、近所の教室はクラリネットのみ。という訳で、クラリネットになったのですが。
早速体験授業を予約して行ってみると、先生が優しくてポジティブなのが良かったらしくて、通うことになりました。
体験授業は30分くらい、教室にあるヤマハクラリネットで音を出すことから始まりました!この日だけは私も同室して、先生から色々とお話が聞けました。
月謝
恐らく日本のヤマハ教室とは違う月謝システムだと思います。
韓国では「マンツーマンで、週1回、30分レッスンで、3か月11回分」を支払います。
1ヶ月14万ウォンですが、3か月分を一括払いします。
だから3か月42万ウォン💦
3か月の間に、2回くらいは個人都合で休んでもいいそうですが、それ以上になると11回分がカウントされるようです。
※covid19のため、本人が感染したり濃厚という理由でお休みするのは11回にカウントされず繰越しになります。ちなみに先生が感染してお休みになったことがありますが、それもカウントされずに繰越しになっています。(先生都合だしそこは当然かw)
楽譜代は別です。
楽譜代
授業3回目から、楽譜を使うようになりました。
クラリネットの楽譜と、リコーダー曲集。
1万ウォン+9000ウォン
ちなみに、譜面台はヤマハがプレゼントしてくれました♪
楽譜の詳細は後述します。
楽器は自前
教室の楽器でも使えないことはないけど、生徒の皆さんは自前の楽器を持参してきているそうです。まあ、家で練習しないといけないので、My楽器は必要かなと思い買うことにしましたが、どこのクラリネットにするか大いに悩みました(苦笑)
どこの・いくらのを買うか
まず、とりあえずは3か月続くかどうかなので、お高いクラリネットは必要ないかな~と思って、安いクラリネットを探していたのですが、日本で部活でクラをやっていた後輩さんに
「小学生だとまずはプラ管から。中高生になってから木管に替えればいい。プラ管でおススメはヤマハ。ネットで買える1~2万円のクラはやめたほうがいい。それならヤマハ、クランポン、セルマーの中古を買う方がまだマシ」と言われました。
プラ管?クラリネットは全て木製だと思っていましたが、ちょっと安めで壊れにくい(壊しやすい小学生向けw)プラスティック製のものがあるようですね。(厳密には樹皮?)
では、プラ管でいくらくらいなのか。
ヤマハ教室で取り扱っているのが、当然ヤマハで、YCL-255のプラ管が
「60万ウォン😲」
初期費用としては高くないかな💦?と思って、韓国ブランドのクラリネット(20~30万ウォン)はどうですか?と図々しくもヤマハの先生に問い合わせました。
すると
「悪くはないのですが、壊れやすいのであまりおススメはしませんね。」というお答え
とはいえ、安いのでええんやないか~~?どのみち音の質なんてたぶん区別つかないうちらは素人(苦笑)と思ってしまう私。
かといって、やるのは娘なので、こうなったら娘に決めてもらおうとしても、娘もどちらがいいか決心がつかない。
ということで、
木管楽器の販売修理店に出向いてみました。
小学生に見合ったクラリネット
ソチョ区にある木管楽器(しかもクラやサックス)の販売修理専門店にいって、私が目につけていたY★ャン楽器のクラを見に来たというと、色々と詳しく教えてくれました。
まず、Y★ャンはお勧めしません。理由は、「すぐに壊れます。」
というのも、クラリネットにはバランスというのがあって、キイ(押す部分)とホールがきちんと合わないと音が漏れるのですが、ここがすぐにダメになるんですよ(音が漏れる)。だから、韓国製のクラを買ったお客さんはチョクチョク修理にくるんですよ。修理費もバカにならないし、やっぱりバランス調整がちゃんとしてないと、吹いてる立場でもイライラすると思いますよ。
あと、安かろう悪かろうなので、安いのは他の楽器と大量生産しているからですね。YAMAHAなんかは自社工場ですが、韓国製のクラは自社じゃなくて委託製造みたいなものなので品質管理が・・
それでも買いたいという方には、こちらも商売なので売りますけど・・・
と、修理屋さんならではのお話に説得力が!
韓国の初歩者クラはYAMAHAが占めているから、ヤマハでも問題ないけど・・といいつつ、台湾製のクラもコスパが高いですよ!と55万ウォンのクラも見せてくれました。
ただ、55万の台湾製を買うなら、ヤマハ教室でヤマハの60万を買ってもいいかな~と思い、一旦持ち帰ることに。
結局、一緒に話を聞いていた娘が「修理屋さんの話で納得」したらしくて、長く頑張るからYAMAHAにしたいということで、教室で直接買うことにしました。
ちなみに、ここ↓↓のお店です。店長さんも親身になってお話してくれて、さらに押し売りもなく、じっくり考えたらいいですよ~という方だったので、もしソウルで木管楽器の購入に迷ったら、おススメのお店です!当然修理もしているので、後々お世話にもなりそうw
お店情報
その名も「楽器を選ぶ」という店名w
YAMAHA[YCL-255]
そういう訳で、結局、回りまわって教室提供のYAMAHAプラ管を購入。
カバンと、グリス等のお掃除セット付で
リードは2枚
カバンはなんだか出張に行くサラリーマンみたいですが、クラって重いw
グローバルバージョンなので、多言語の説明書がついていました。
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(韓国でもネットで買うと60万ウォン以上でした。)
スタンドを買う
さて、家で練習するときは、いちいち組み立てるのが面倒なのと、最初は組み立て部分が滑らかじゃないので、娘には難しく、旦那や私のヘルプが必要。
という訳で、毎回吹くたびに組み立てるのも楽器によくないので(誤ってキイの部分を壊すことがあります)
スタンドを買っておきました!
この方が、いつでも手軽に吹く練習できるので、便利です。
教室に往来するときは組み立てますが(苦笑)
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韓国でも同価格で買えます!
韓国の楽譜
韓国のクラリネットの楽譜は、漫画から始まりますw
まだまだ指が短い娘は、まずは上段の左手からの練習です。
2回目にして早速キラキラ星をふいていました(センスがあると褒められましたからねw)
早く私のピアノとセッションできるといいな~
ママの希望は「ラプソディーインブルー」です!