韓国の教育熱心なのは、傍から見ると異常なほどですが、いざ我が子ができると、やっぱり熱心になってしまうものですね。
韓国は、3歳で保育園では英語の授業が始まり、4歳になると、家庭でハングルや数字などの訪問学習という名の家庭教師を始める子が多いです。
当初、訪問学習なんて、そこまで熱血親はしたくないと思っていたのですが、
多文化家庭(片親が韓国人で外国人配偶者家庭のこと)や低所得家族向けの国の支援で、訪問学習を無料で受けられるというのがあり、応募しました。
残念ながら支援は受けられず(涙)
その時に、訪問学習のことを知り、
☆1ヶ月3千円(1科目)くらいなので、そんなに高くない
☆共働きなので帰ったらご飯食べて寝るだけの生活に疑問
☆私はハングルよりも日本語を教えることに集中したい
☆文系夫婦なので、算数力をつけさせたい
というような理由で、試しにやってみることにしました。
ソウルにも、赤ペン先生や、公文がありますが、
家の近所に本社がある「ヌンノピ(눈높이)」をやってみることにしました。
(恐らく韓国でもっとも古い歴史のある有名な学習企業です)
電話をすると、家にマネージャー(営業)のおばさんがやってきて、授業料やシステムについて説明してくれました。
当初、算数だけにしようと思っていましたが、「ハングルができないと、算数なんてできません」という言葉に傾き、2科目セットで7万9千ウォン弱(7,900円)
(クレカの割引があるので実際は71,100ウォン)
週1回で2科目合わせて25分。え?時間短い!と思いましたが、
実際やってみて、ちょうどいい(苦笑)
5歳児の集中力はこれくらいが限度のようです。
ただ、1科目だけの受講だったなら12.5分だったのか?という疑問も残りますが。
10分そこそこのために、わざわざ授業に来るのももったいないという先生の立場からなのか、
大抵2科目やるそうです。
仕事が終わって保育園から家に帰ってご飯を食べると7時半なので、8時頃に先生がやってきて授業。
眠そうなので、25分がほんとうにギリギリ。
時々、授業前に寝てたり、授業中に寝てたり、ということがあります。
授業は?
最初の授業で、幼児用机がもらえました。
(うち、幼児用机がなかったんでww)
授業内容は、シールをつかったり、ペンでなぞったり塗ったりすることがほとんどです。
教材もオールカラーで、しっかりした素材、さらにキャラもとっつきやすい絵柄?w
結構なボリューム感です。
算数は、何回も数えさせられています(苦笑)
ハングルは、フラッシュカードが毎回あるので、復習させてくださいね、と言われますが、ほとんどやってません(ごめんね)
時々、付録的なものもくれます。
授業回数は?
先生にも、夏休みがあります。
先生都合のお休みは補講ができますが(他の日に)、本人都合の場合は補講がないので、その日の分の教材をもらって、個人的に教材をやっています。
1ヶ月の費用は一律で、だいたい4週間分(4回分)の費用計算なんですが、5週(5回)ある月も同じ料金なので、1年で4×12=48回計算になればいい的な計算方法。
夏休みもチュソクも、正月もお休みしてたら、5回の月があっても足りないような気もするんですよね。しかも祝日が重なると祝日もお休みになるし。いちおう、今年は損はしていない日数でしたが。
効果は?
始めのうちは、私も横で授業を一緒に聞いていました。
私にも勉強になりました。というのも、
日本語を教えるときの教え方!
ひらがなを教えたいのに、教え方がイマイチわからず、イヤイヤさせてた時期があったのですが、
ヌンノピの先生の教え方をみて、すごく勉強になりました。
そのまま私も日本語を教えるときには実践しています。
今はハングルの絵本をつまりながらも読めるようになりました。
読めるから、読みたいというやる気につながっているようです。
他の子がどの程度読み書きができて、どの程度算数ができるのかは把握できていないので、相対評価はできませんが、絶対評価でいうのなら、効果もあるし、どんどん成長していると思います。
私にとっても効果がありましたので。
嫌!というまでは、まだまだ続けていこうと思います。