2009年、新婚数ヶ月で、ブータンに旅行に行くと決め、行くんだったらブータンで挙式もしたい。
ネパールでバッパー的な旅を経由してブータン入りして、挙式を!
というお願いをかなえてくださったのが、現地旅行会社のシデブータンさんでした。
社長のご夫人は日本人の方で、ご夫人を初め、スタッフの方が挙式にも参加して、お手伝いしてくれました。
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ブータン旅行のシステム - シデ・ブータン 日本人スタッフ常駐のブータンツアーオペレータ(現地旅行会社)です。
基本的な旅程や費用は通常と同じですが、挙式の日や前日夜にガイドが準備等があるため、遠出の日程は組めず、ティンプーとパロでの滞在となりました。
挙式費用は、別途5万円を現地で現金でガイドに支払いました。
3泊4日の日程
私の日程は簡単にこんな感じです。
1日目:到着後、ガイドのお迎え、ティンプー市内観光、
挙式用の衣装を購入(ゴやキラなど)
2日目:パロに向かう間に観光(寺院、博物館等)
3日目:挙式 挙式をしたお宅でのホームステイ(農村なのでファームステイ)
4日目:出国
挙式のアレコレ
挙式の衣装を購入!
初日に難易度が高い日程ですが(苦笑)ホームステイ宅での挙式をお願いしていたので、挙式はパロに移動しなくてはいけなかったため、初日にティンプーで衣装をそろえました。お店はガイドが連れて行ってくれます。
DRUK SHOPPING COMPLEX内にあるCHEMEE TSHONGKHANGというお店でした(同じような福屋が結構あります)
女バージョン
上は、王様の色!ということで黄色にしてみました。下はおまかせで。
ピンクのウォンジュ(ブラウス) :(シルク)950ニュー(2000円)
ど派手なテゴ(上着) :(シルク)1200ニュー(2600円)
ハーフのキラ(巻きスカート) :850ニュー(1800円)
ラチュー(赤い布) :1400ニュー(3000円)
普段着と違うのが、正装のときは、必ず「ラチュー」を肩にかけます。
そのラチューが思ったより高額で(汗)
男バージョン
オレンジのゴ(長い着物):2100ニュー(4600円)
白のテゴ(ブラウス) :200ニュー(400円)
ケラ(帯) :300ニュー(600円)
カムニ(白い布) :1500ニュー(3000円)
ハイソックス :250ニュー(500円)
やはり正装なので、カムニも必要。
※値段は2009年当時のレートです
ローカルショップでの購入、ハンドメイドの高級品でもないので、かなりお手ごろです。男女合わせて1万8000円くらい。
日本から持参するもの
ブローチ(コマ);ブータンで買うと高いと聞いていたので、日本でブローチを調達していきました。
ハイソックス:ゴを着る男性は、ハイソックス(黒)が必要です。現地で購入するとインド製1足500円ほどするので、持参が必須。
ヘアセット:ヘアアレンジはお願いしなかったので、普段どおりで(苦笑)ちょっと良さ目のバレッタで、アップにしただけです。
挙式当日
ホテルで(ホテルの女性)スタッフの方数名が着替えを手伝ってくれます。着方も教えてくれるのでご安心を。
ホテルはチェックアウトなので、荷物をまとめて、ガイドが挙式会場(村のホームステイ宅)に連れて行ってくれますが、村の入り口から挙式が始まります。
橋を渡るところからなんですが、そこに何か意味があったのですが、忘れました(苦笑)
玄関先では起き嫁?みたいな儀式もあります。
そして、会場入りします。
会場にはたくさんのバターランプが飾ってあり、若い僧侶(上は10代下は小学生くらい?)が5,6人スタンバイしています。
楽器に合わせた読経がはじまります。
村の方々が数十人ほど、私たちにお祝いの挨拶にやってきて、一人ずつ白い布(カダ)をかけてくれます。カダは単なる布ではなく、刺繍が入た絹布なんですよ。これは贈り物なので、今も大事に持っています。
参列者は、平日なので子どもたちがいなかったようです。(学校行くし)
一通り終わると、踊り子が歌や踊りを披露してくれ、一緒に参加させられます。
僧侶とお昼ご飯も食べます。始終緊張しますよ。村の方々は、隣の部屋で宴会しているそうです(笑)
トータル1時間強くらい続いたかな。
外にでたら、また宴会です。おやつ(ナッツや穀類?)をポリポリしながら、歌を歌い、踊りを踊り、楽器を鳴らしてというイベントが続きます。
とても興味深いですが、ひたすら緊張しています・・・
参列者は、ドマをぼりぼりやっています(苦笑)
あっという間に終わります。実は、どうやってお開きになったか記憶にないのです(苦笑)
撮った写真を保存してたHDが壊れてしまって。クラウド保存しておけばよかった(涙)
この後、子どもたちが帰宅してきて、一緒に遊んだり、ご飯の後に、ブータン焼酎の「アラ」もいただき就寝。
ブータンではホテルでの挙式もできますが、私には現地のやり方で、現地の人と時間を過ごせたのがとても良かったです。
ティンプーのホテルはここ
高級ホテルなので、今は恐らく通常料金に対して追加料金があるようですが、当時はオープンして間もなかったので、通常料金で宿泊できました。街の中なので、すぐそばの駄菓子屋にいったり、アクセスもよかったです。シデブータンさんから、新婚ということで、素敵なホテルを選んでいただいたようです。ありがたいです。
日本人は見当たらず、インド人のビジネスマンが宿泊していました。
夕食はホテルでいただきましたが、料理は、おなかいっぱいというほどたくさん出てきます。
ウェイターが、常に見張っています(笑)ので、程よいタイミングでお料理やデザートがでてきて、リッチな気分になれました。味もとても美味しかったです。
パロのホテルはここ
オラタンホテル
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日本人の団体客も多かったです。パロのホテルといえばここなのかな。
庭が壮大です。現地の方がアーチェリーの練習をしていていました。
近所の子どもたちが遊んでいたりして、大きなホテルの割りにアットホームです。
パロでホームステイ
3人の子どもたちが、家の周りをあちこち連れて行ってくれて、夜も一緒にあそんだり、異文化交流ができるのが、ホームステイの真髄。挙式もよかったですが、現地の方々と大切な時間を共有できることが一番の思い出でした。
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